ルアーで腱鞘炎に!? 対処方法は?痛いときはどうする?

生活

腱鞘炎はよく聞く手首の障害の1つです。

私も趣味である釣りや筋トレ、最近では子どもを抱っこし続けることにより、腱鞘炎には結構な頻度で悩まされております。
サポーターをしながら痛みを騙し騙しに抑えておりましたが、極力手を使わないようにするようにしたら回復していき、自然に治ってきました。

でも、自然に治れば良いですが、どうしても直ぐに対処したい方もいるでしょう。

今回は、腱鞘炎を中心に腱に起こる運動器障害とその対処法についてご紹介いたします。

そもそも腱とは?

コラーゲン線維から構成される結合組織の一種で、筋肉と骨の付着部を繋いでいるものを「腱」といいます。

弾力性や伸縮性といった形状が変化する性質を持ち、筋肉の収縮力を骨に伝えているだけでなく、腱そのものも伸縮することで、バネのような働きをします。

ジャンプなどのダイナミックな動きを可能にするアキレス腱のような太い腱も、指先の繊細な動きを生み出す手の中にある細い腱も、同じように使い過ぎれば損傷を引き起こします。

アキレス腱が切れたときの音は、結構な音量で「ブチッ」ってなります。

私は断裂したことありませんが、以前にテニスの試合を見ていたときに、「ブチッ」って音と共に選手が倒れこんで起き上がれないことがありました。

最初は靴の紐が豪快に切れたのか?とか思いましたが、アキレス腱が切れたと聞いてゾッとしました。

腱に起こる主な運動器障害①~腱鞘炎~


腱鞘炎は手に発症することが多い運動器障害です。

腱が滑らかに動くように、腱の周囲には滑りを助けるための腱鞘というものが発達しています。

しかし、腱鞘に負荷がかかりすぎてしまうと腱鞘に炎症が起きてしまいます。

その状態が「腱鞘炎」と呼ばれております。

腱鞘炎になると腱鞘の中の潤滑液が炎症を起こす液体と混ざって増加し、患部が腫れ上がります。

また、腱鞘も摩擦によって厚みを増します。その為、内側にある腱の動きが押さえ込まれたり、引っかかりやすくなったりします。

これが腱鞘炎の症状として現れる動きの制限の原因となります。

対処方法

腱鞘炎の症状が現れてから数週間程度の場合は、患部を安静にし、負担を減らすためにサポーターやテーピングを行ないます。

症状が慢性化している場合には、腱の周りに抗炎症薬を注入するブロック治療もあります。

ただし、抗炎症薬を何度も注射してしまうと、腱の強度を低下させ、他の腱疾患の危険性を高めてしまうため、あまりおススメはできる治療法ではありません。

また、注射による治療でも改善が見られない場合には、更に症状の悪化が考えられるため、腱鞘に切れ目を入れて広げる、腱鞘切開という手術が行なわれることもあります。

腱鞘炎以外にも腱について知っておいたほうが良い障害があります。

腱に起こる主な運動器障害②~腱炎~

関節を繰り返し曲げ伸ばした際に、過剰に張ったり引き伸ばされたりすることで、腱を構成するコラーゲン線維にわずかな損傷が発生します。
その損傷を修復する為に、炎症や修復反応が起きることを「腱炎」といいます。

初期の段階では、運動時や運動後の痛みが主症状で腫れは見られませんが、慢性化すると腱の損傷に対する反応として、徐々に腫れが現れるようになります。

また、関節の曲げ伸ばしを行なうだけで痛みを伴うようにもなります。

対処方法

腱の周辺組織との摩擦が極力起こらないよう、関節に負担のかかりやすい重たいものを持っての階段の上り下りや、高重量でのトレーニング、ジャンプやランニングの動作を控え安静状態を保ちます。

また、接している筋肉の疲労により関節の柔軟性が低下します。そうすると腱への負担が大きくなりますので、ゆっくりと伸ばす静的なストレッチを取り入れると良いです。

腱炎が慢性的に発生し続けると、腱の内部に硬いしこりができて、関節の動きを妨げます。

最悪の場合は、そのしこりを取り除くために手術が必要が必要となります。

腱に起こる主な運動器障害③~腱断裂~

ある特定の筋肉に連結する腱全体が切れることを「腱断裂」もしくは「腱完全断裂」といいます。

また、切れた部分が腱全体に及んでいなくとも切れた腱の線維が多く、肉眼でも確認できる場合には「腱部分断裂」となります。

慢性的な腱炎がある場合には弱っていた腱が切れるため、断端は綺麗な断面ではなく古くなったロープがちぎれたようなバサバサした形となります。

対処方法

切れた腱の断端が離れてしまうと治療が難しくなるため、断裂が疑わしい場合は断端同士を接触させた状態に固定します。そのため、腱断裂の治療法としては腱を構成する組織細胞が癒合することを利用し、ギプス等によって腱の断端同士を接触した状態に保つ自己再生治療があります。

ただし、肩や脚にあるような安静が保ちにくい腱や、手の中にある細く再生が難しい腱等は、手術により縫い合わせる手法を選択することとなります。

しかし、いずれの治療法においても、6ヶ月程度の期間をかけて腱は元の機能を取り戻すために、完全に回復させるには、その後の十分なリハビリテーションが重要となります。

腱の治療が済んだ直後は、腱の線維組織は正しい方向を向いていません。

リハビリテーションを施していくことで、本来の正しく均一な方向へと向いていき、断裂前の状態に戻っていきます。

まとめ

腱の障害は手首だけではありませんが、特に手首の腱鞘炎は辛いですよね。

腱鞘炎になると、痛みが全くないうえに不自由なく動かせることが、いかに素晴らしいということが、改めてわかります。

身体の一部に痛みがあると、動くのが億劫になってしまいがちです。

特に手首は日常生活で意識して初めて、こんなに使っているんだと実感できます。

少しでもこの情報がお役に立てば幸いです。

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