骨折は寝ると回復が早まる?必要な栄養素と摂取量も併せて紹介!!

生活

運動に限らず、日常生活においても怪我や事故はよく起こります。
その中でも今回は、骨の障害の代表例である「骨折」について、
早期回復の知識や骨に必要な栄養を紹介してまいります。

ただただ骨が折れるだけではない

まず、骨折とは?

骨は硬い構造をしていますが、実はある程度の弾力性があります。
わずかに曲がったり、たわんだりします。
しかし、その強度を超える大きな力が加わると壊れます。
この壊れてしまった状態を「骨折」といいます。

肉眼でもわかる大きさの亀裂が生じたものと、
肉眼では確認できなくても顕微鏡で見ると
わかるレベルの亀裂が生じているものがあります。
骨折の症状は、患部の痛みや腫れが主なものとなります。

骨は、カルシウムの固まりで内臓とは別物。
みたいに捉えられがちですが、血管が豊富に通っている臓器です。
そのため、骨折が起きると、骨の内部を通る無数の血管が損傷を受けます。
それによって多量の出血が起こります。
これが内出血となり、骨折の起きた周囲には強い腫れの症状が発生します。

私自身も骨折は2回経験しております。
一つ目は、20歳の時に酔っ払って調子に乗ってバック中を失敗した時・・・。
酔っ払っているのに、
駐車場のフェンスを蹴ってバック中をしようとして手を着いてしまい、手首を骨折・・・。

もう一つが、野球の練習中に鼻にボールが当たって鼻を骨折・・・。
ティーバッティング中に、トスを上げていたら、
当時18歳の左打ち若手選手が私のほうに打球を打ち込み、顔面に直撃。
1m程度の至近距離からインパクトされた打球・・・。

避けられるわけがありません。
目じゃなくて良かった・・・。

骨折の対処と予防方法

骨は優れた臓器です。
折れた骨同士を接触させた状態で維持すると、だいたいは自然にくっ付きます。

これを癒合といいます。

骨の前段階として、仮骨という軟らかい組織ができその内部に
カルシウムが沈着することで硬い骨になっていきます。

骨の周囲の骨膜に沿って作られる仮骨と、
骨折した断面を繋ぐように作られる仮骨が連結し一繋ぎの骨になっていきます。

仮骨がレントゲンに写るようになるには、受傷して3週間程度経った頃です。
そこからしっかりした骨になるまでに、更に2~3ヶ月はかかります。

骨折の予防法としては、骨に対して強い力が加わっても、
その力に耐えることのできる骨を作ることです。

そのためには適度な運動が大事ですし、
日常の中で摂取している栄養素も非常に大切な要素となっています。

また、睡眠も重要な回復要素となっております。
睡眠時の成長ホルモンの分泌は、身体の回復力を高めます。

可能な限り早寝に努めたほうが良いと考えます。

骨と栄養について

「カルシウム」

成人の体重の1~2%を占めており、体重60kgの人ですと600gにもなります。
その99%は骨や歯に含まれています。また、残りの1%は、血液などの体液に含まれています。
食事から摂取したカルシウムは、腸で吸収されますが、その吸収率は低いため、
ビタミンDを適量摂取することで吸収を促進させます。

「ビタミンD」

ビタミンDは腸や腎臓でカルシウムの吸収を促進させ、骨の成長と形成を促すため、
カルシウムの働きに大きく影響を与える栄養素です。
もし、ビタミンDが不足すると、腸と腎臓でのカルシウム吸収率が大きく低下し、
低カルシウム血症となってしまいます。

「ビタミンK」

骨の中のカルシウムとコラーゲンを結びつけ、硬く丈夫な骨を作る働きがあります。
それ以外にも、傷が発生した際に血液を凝固させ、流れ出るのを防ぐ役割もあります。
もし、ビタミンKが不足すると傷の治りが遅くなってしまいます。

 

それぞれの摂取基準量

厚生労働省の発表している「日本人の食事摂取基準(2015年版日本人の食事摂取基準)」
では、1日当たりの摂取基準量を以下のように設定しています。

「カルシウム」
成人男性で600mgから650mg、成人女性で600mg

「ビタミンD」
成人であれば、性別、年齢に関わらず5.5μg

「ビタミンK」
成人であれば、性別、年齢に関わらず150μg

骨折の回復を早める栄養素の摂取量

骨に必要な栄養素を摂取するためには?

「カルシウム」
牛乳1杯(220ml)で220mg
小松菜1/4束(95g)で162mg
豆腐半丁(150g)で180mg
ヨーグルト1個(80g)で96mg
しらす干し大さじ1杯(6g)で26mg
ししゃも1尾(20g)で59mg

「ビタミンD」
さんま1尾(105g)で20μg
いわし1尾(40g)で4μg
めざし1尾(13g)で1μg
きくらげ10個(30g)で12μg
佃煮大さじ1杯(10g)で2μg
卵の黄身1個(18g)で1μg

「ビタミンK」
納豆1パック(50g)で300μg
柿1個(250g)で160μg
海苔1枚(3g)で78μg
パセリ1本(5g)で42μg
大根の葉1本(180g)で612μg
赤ピーマン1個(135g)で230μg

もちろん、サプリメントで足りない栄養素は補っても良いと思います。
上記を参考に栄養のある食事を心がけるのが早期回復へ繋がります。

骨折の回復についてのまとめ

骨折をしないにこしたことはありませんが、事故や怪我による骨折は多くの方が経験していると思います。

身体の自由が利かなくなり、日常生活に支障をきたすような骨折は、1日でも早く回復したいものです。

骨折は、何もしなくても、時間が回復させてくれますが、栄養素について是非ご参考いただければと思います。

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