4月5日(金)公開の映画『麻雀放浪記2020』のあらすじやネタバレ、感想についてまとめていきます。
『麻雀放浪記2020』は阿佐田哲也原作の小説の舞台を2020年に置きかえて映画化した作品です。
原作である『麻雀放浪記』は250万部を超えるベストセラーとなった小説で、昭和を代表する娯楽文学作品です。
監督は『凶悪』『彼女がその名を知らない鳥たち』の白石和彌です。他にも人間ドラマを中心に、数々の作品を生み出しています。
出演に『去年の冬、きみと別れ』や『のみとり侍』の斎藤工、『凶悪』のピエール瀧、『翔んで埼玉』のベテラン竹中直人、そして『逃げるは恥だが役に立つ』のOP曲を務めたアーティスト「チャラン・ポ・ランタン」のボーカル、ももなど、個性的な面々が揃っています。
原作『麻雀放浪記』の映画化はイラストレーターの和田誠の初監督作品として、35年前にも行われています。
今回、35年ぶりに映画化したのは、主演である斎藤工が発起人となっており、斎藤工は『麻雀放浪記』の映画化を10年もの間熱望していたそうです。
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— ももちゃん(チャラン・ポ・ランタン) (@momochan_) 2019年2月22日
2019年/日本/監督:白石和彌/キャスト:斎藤工 もも(チャラン・ポ・ランタン) ベッキー 的場浩司 岡崎体育 ピエール瀧 伊武雅刀 竹中直人
麻雀放浪記2020あらすじ
主人公「坊や哲」は終戦直後の1945年から2020年へとタイムスリップしてきます。
そこで哲が目にしたのは彼の知る戦後の日本とは全く異なるものでした。
少子高齢化による人口の減少、マイナンバーや監視カメラによる過剰すぎる管理社会、AIを導入したことによって変わった労働環境、共謀罪による言論の統制などなど…、理想の未来とはかけ離れたものとなっていました。
幾多の修羅場をくぐってきた若き天才ギャンブラー哲が次に麻雀で戦う場所は、未来の日本だったのです…。
麻雀放浪記2020見どころ
『麻雀放浪2020』の見どころについてお伝えしていきます。
ここでは、出演している個性的なキャストについて紹介させていただきます。
キーパーソン役はベッキー
— ベッキー (@Becky_bekiko) 2018年10月27日
タレント、モデルとして活躍中のベッキーが重要な役に抜擢されています。
坊や哲が元にいた時代で哲に麻雀を教えたアパートの大家さんであり、クラブ「オックス」のママでもある「ゆき」という役です。
ベッキーが麻雀経験者かどうかはわかりませんが、見事な牌さばきを披露しています。
さらにもうひとつ、ベッキーは哲の前に現れた、謎のAI搭載アンドロイド「ユキ」役も兼任して演じています。
人間とアンドロイドの二役をどのように演じ分けているか、注目ですね!
人気アーティスト勢
今作にはチャラン・ポ・ランタンのもも、岡崎体育などの人気アーティストが出演しています。
また、知っている方も多いかもしれませんが、ピエール瀧も「電気グルーヴ」のMCをしています。
この後25:45〜
フジテレビ『ウケメン』第3弾放送!
チャラン・ポ・ランタンもも、
ナレーション担当しております!!@ukemen_fujitv
#ウケメン pic.twitter.com/JAs1h7jfL0— ももちゃん(チャラン・ポ・ランタン) (@momochan_) 2019年2月23日
今作では哲を拾って面倒を見ることとなった、地下アイドルのドテ子を演じています。
アーティストとしては見かけることの多くなってきた彼女。
そのルックスからファンも多いそうですが、演技の方はどうなのでしょうか。
気になりますね!
続いて岡崎体育さん。
ワンマンツアー名古屋&福岡に来てくれたみんな、ありがとうございました。ソニーミュージックエンターテインメントの経費でお寿司を食べました。経費で食事をすることを、京都弁で「よばれる」と言います。お寿司をよばれました。 pic.twitter.com/OE7uVlXsYX
— 岡崎体育 (@okazaki_taiiku) 2019年1月14日
引用:https://www.fashion-press.net/news/43598
岡崎体育はドテ子の熱烈なファン「ドク」を務めています。
電磁パルスを仕掛け、哲を翻弄しようとするオタクテロリストです。
シンガーソングライターとして、10代20代から人気を集めている彼ですが、映画で本格的な演技をするのは初めてとなります。
しかし、NHKの朝ドラ「まんぷく」では刑務官役を演じ、その演技力の高さと個性が話題となりました。
今作でも、これからの俳優としての活躍も、期待大です。
ちなみに、テレビ番組のポケモンのオープニングやエンディングテーマも歌っていました。
まだ公開前のため、ピエール瀧の詳しい役どころはわかりませんが、白石組常連でもありますし、『凶悪』や『アウトレイジ』やテレビドラマでも数多く名演を見せています。
どんな風に演じるのか、注目ですね。
麻雀放浪記感想
公開前となりますので、映画の感想にはなりませんが、個人的に気になることや期待について述べさせていただきます。
今作はコミカルな内容となっており、斎藤工が映画化を熱望したという点が気になります。
斎藤工はもともと2枚目俳優として活躍することがほとんどでしたが、近年は笑いのある3枚目な役にも挑戦していますし、本人もそれをやりたがっているような感じがします。
CMでもドラマでもユニークな演技を見せていますね。
そしてその脇を固める竹中直人、ピエール瀧、的場浩司らも、コミカルな演技は得意とするところですので、かなり笑えそうな予感がします!
公開が待ち遠しいです。
※2019年2月時点の記事の為、映画が公開され次第、追記していきます!
ピエール瀧容疑者が薬物使用で逮捕で公開中止か!?
先日発表された事件は、まさかの出来事でびっくりしております。
この「麻雀放浪気2020」にはピエール瀧容疑者が出演しており、「いだてん」「アナと雪の女王2」のように代役による差替えや公開中止が起きるのかと思っておりました。
しかし、予定通り、4月5日に公開されることが正式に発表されました!!!
この度、ピエール瀧容疑者が逮捕されたことは誠に遺憾であり、本作の公開についても社会的影響が大きいことは重々承知しております。しかしながら関係者間で協議を重ねた結果、劇場公開については配給を担当する東映の判断で予定通り4月5日(金)よりノーカットで上映致します。(2019年3月20日現在)
— 映画『麻雀放浪記2020』 (@mahjongg2020) 2019年3月20日
白石監督もホッとしている様子で、公開まであとわずかでお蔵入りになったとしたら、期待していたファンもがっかりしますし大変なことになりますからね。
でも、公開が決定したということは話題性は抜群ですね。
ただ、映画のポスターなどのメディアに既に出ているものに、ピエール瀧容疑者が出演していることを明記しなくてはならない大変さもあります。
まあそこは損害賠償請求をするでしょうから大丈夫かも知れませんが・・・。
映画を見てからの追記になる予定が、少し早めの公開中止回避のうれしいニュースで更新させていただきました。