先日、公開10週目にして1月14日までの累計興行収入が94億円を突破し、
2018年公開映画の年間総合ランキング第1位になった「ボヘミアン・ラプソディ」。
この映画は、1970年を代表する、世界的ロックバンド「クイーン」。
タイトルは誰もが一度は耳にしたことのある彼らの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」。
クイーンの結成から結成に至るまでの軌跡や苦悩を描いた感動作品です。
引用:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/
2018年/イギリス・アメリカ/監督:ブライアン・シンガー/キャスト:ラミ・マレック(フレディ・マーキュリー) ルーシー・ボイントン(メアリー・オースティン) グウィルム・リー(ブライアン・メイ) ベン・ハーディー(ロジャー・テイラー) ジョゼフ・マゼロ(ジョン・ディーコン) エイダン・ギレン(ジョン・リード) トム・ホランダー(ジム・ビーチ) アレン・リーチ(ポール・プレンター) マイク・マイヤーズ(レイ・フォスター)
ボヘミアン・ラプソディあらすじ
1970年初頭、インドにルーツを持つ両親と共に、ファルーク・バルサラ(ラミ・マレック)はイギリス・ロンドンで暮らしていた。
彼は自分のインド系である自らのルーツを嫌い、「フレディ」と名乗っていた。
作詞や芸術を愛していた彼だが、エア・ポートで好きでもないハードな仕事を毎日を過ごしていた。
ある日、「スマイル」というバンドのライブを見たフレディは、ライブ終了後に、ギタリストのブライアン・メイ(グウィルム・リー)とドラマーのロジャー・テイラー(ベン・ハーディー)にコンタクトをとり、ヴォーカリストとしてメンバーに加わることとなる。
新たに、ベーシストとしてジョン・ディーコン(ジョゼフ・マゼロ)を迎え、4人での活動をスタートする。
時期を同じくして、フレディは洋服店の店員、メアリー・オースティン(ルーシー・ボイントン)と恋に落ちる。
よりバンドとして大きくなりたい4人は「クイーン」とバンド名を改め、自主制作でアルバムのレコーディングを始める。
様々な工夫を凝らしてレコーディングをする彼らの様子が、大手レコード会社EMIのジョン・リード(エイダン・ギレン)の目に留まる。
ジョン・リードのスカウトを受け、メジャーデビュー、世界ツアーとステップアップし、フレディはバンドの成功を機に、メアリーにプロポーズをする。
しかし、この後、大きくなっていく、バンドならではの壁や、自分の性の悩みに、フレディはぶつかり、苦悩するのであった。
ボヘミアン・ラプソディみどころ
クイーンそっくりな俳優陣!
引用:https://www.cinematoday.jp/page/A0006382
引用:https://www.cinematoday.jp/page/A0006382
今作は、クイーンのメンバーもよく似ていますし、それ以外の関係者も再現度が高いです。
中でも私はクイーンのギタリスト、ブライアン・メイ(グウィルム・リー)とドラマーのロジャー・テイラー(ベン・ハーディー)が良く似ているように感じました。
話し方や動きはよくわかりませんが、見た目は本当にそっくりです。
血縁者かと思うほどです。
楽器を持っているところや、クイーンのアルバムジャケットを模したシーンなどは本当によく再現しているので、必見です!
また、フレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)は、顔はあまり似ていないように思いましたが、ライブ中の動きは素晴らしいです。
その様子は以下に記述させていただきます。
ライブ映像もそっくり
こちらは1985年のLIVE AIDというチャリティーイベントの映像です。
映画ではこのライブをクライマックスとして再現しています。
私は映画を見た後にこの本物のライブ映像を見たのですが、そっっっくりで驚きました。
特に、フレディの動きの再現度が高いなと思います。
登場シーンからライブ中のパフォーマンス、ラストまでそっくりです。
ちょっと笑ってしまうくらいです。
しかし、それほどまでに制作側はクイーンを愛していたのだなと感じることもできました。
映画をもう見た人も、まだ見ていない人も、映画の前でも後でもいいと思いますので、一度このライブ映像は見ておくことをお勧めします。
感じますよ、愛を。
しかしながら、劇中の歌に関してはラミ・マレック本人の歌声ではなく、基本的にはフレディ・マーキュリー本人の音源を使用しているそうです。
もちろん、音源のないと思われるアカペラやピアノ作曲シーンなどはラミ・マレックの声だと思われます。
ただ、フレディの声マネで有名なマーク・マーテル氏による歌声を合成して作り上げているところもあるそうです。
映画の中では完全にラミ・マレック本人が歌っている感じですね。
ボヘミアン・ラプソディ感想
クイーンという偉大なアーティストの軌跡を知ったり、曲の素晴らしさを実感できたり、再現度の高さに驚いたり、ライブシーンで鳥肌立てたり口ずさんでみたりと、うまみたっぷりな今作。
しかし、映画の内容として、エイズや同性愛というのも大きなウエイトをしめており、実によく考えさせられました。
これがあるからこそ、単にクイーンの輝かしい記録映画に留まらず、感動作としてヒットしたのではないかと思われます。
観客参加型として歌ったり、叫んだりしてもいい上映方法をとった映画館もあったそうで。
機会があれば私も参加型上映で思いきり歌いながら再鑑したいなと思っています。
アイキャッチ画像引用:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/