2018年12月より東宝ミュージカル「レベッカ」が再演されていますが、乃木坂46のキャプテン桜井玲香が初出演しています。
キャスト「わたし」をトリプルキャストで出演することになった、桜井玲香の意気込みや感想についてご紹介します。
ミュージカル「レベッカ」はどんな内容?
引用:https://www.toho.co.jp/stage/teigeki/index.php
東宝ミュージカル「レベッカ」は、2018年12月から2019年2月にかけて、全国で公演されるミュージカルです。
女流小説家ダフネ・デュ・モーリアが1983年に発表した同名小説が原作となっています。
1940年には映画化されて、アカデミー賞2部門で受賞商品、9部門でノミネートされましたが、2006年にはミュージカルとして上演され、日本では2008年初演されて、桜井玲香が出演する今回が3度目の上演となります。
「レベッカ」の配役
上流紳士マキシム役:山口祐一郎
富豪の世話係でマキシムの後妻「わたし」:大塚千弘・平野綾・桜井玲香(トリプルキャスト)
屋敷を取仕切る家政婦ダンヴァース:涼風真世・保坂知寿(ダブルキャスト)
ヴァンホッパー夫人:森公美子
「レベッカ」のストーリー
広大な屋敷や土地、“マンダレイ”を所有する上流紳士マキシムと、アメリカ人富豪の世話係の仕事をする「わたし」は、モンテカルロのホテルで出会う。先妻レベッカの事故死の影を引きずるマキシムは、忘れていた心の安らぎを与えてくれた「わたし」を見初め、二人は結婚する。 ハネムーンも終わりマンダレイに着いた二人を出迎える召使いたちの中に、レベッカに幼少時から仕え、彼女亡き今も家政婦頭として屋敷を取り仕切るダンヴァース夫人がいた。屋敷の中は亡きレベッカの面影が色濃く残っているのだった・・・。
レベッカと言う女性の死に隠された謎に迫る作品で、南米の街でマキシムという上流紳士を出会い結婚する「わたし」が、マキシムの所有する屋敷に住むことになるが、その屋敷は亡くたった前妻レベッカに支配されていた。
桜井玲香の配役「わたし」
引用:https://webronza.asahi.com/culture/articles/2018082000004.html
ミュージカル「レベッカ」は美しい曲乗せて物語が進んでいくが、桜井玲香が演じる「わたし」は、どのような役回りをしているのでしょうか?
上流紳士であるマキシムと出会い、愛し合い結婚して後妻に入る「わたし」は幸せ絶頂であるはずが、マキシムの屋敷には亡くなった前妻「レベッカ」がまだ屋敷を支配しているので、「わたし」は「レベッカ」に仕えていたダンヴァース夫人によって追いつめられていきます。
絶世の美女であった前妻「レベッカ」の調度品や趣味に囲まれて暮らすうちに「レベッカ」の亡霊がみえるようになる「わたし」は、自分自身を失っていきます。
しかし、「レベッカ」の死体が難破船から見つかり、殺したのが夫であるマキシムであったこと、しかし実は「レベッカ」が不治の病のために、夫に自分自身を殺させるように仕向けたことがわかります。
この悩み苦しむ「わたし」の役どころは、物語の重要人物であると共に、若くて純粋な「わたし」が色々なことを経験し強い女性になっていく様を見せる必要があります。
ミュージカル初出演の桜井玲香が、そこまで「わたし」を演じ切ることができるのか、時にはかわいい妻の役を、時には不安におびえ狂気さも感じなければならない難しい役どころです。
桜井玲香のレベッカへの意気込み
引用:http://nogizaka-46bunno1.blog.jp/archives/78044405.html
「レベッカ」出演が決まり取材会見の席、桜井玲香はあいさつで、「素晴らしい機会をいただきましたので自分なりにがんばりつつも楽しみたい」と言う表現をしました。
桜井玲香の舞台への思い
オーデションを受けてこの役を勝ち取って、受かったと聞き驚いたと言うのも、桜井玲香自身、歌は習い始めたばかりで技術的なことがまだ追い付いていないと考えているようです。
また、アイドルとミュージカル女優との違いも語っています。
アイドルは常にキラキラ輝いて笑顔で可愛い姿を見せていなければいけませんが、お芝居は役によって、きれいな部分だけ見せている訳にはいかないと考えています。
トリプルキャストへの思い
トリプルキャストでありがたいと考えている桜井玲香ですが、やはり焦りもあるようで、他の二人をお手本にして自分の個性を出していきたいと語っています。
盗めるものは盗んで取り入れると言う意気込みも感じられますね。
さて、舞台が始まるのは、桜井玲香扮する「わたし」の曲からなので、第一声がどのような歌声で始まるのか楽しみですね。
桜井玲香の経歴等はこちら⇒桜井玲香のポンコツエピソードは?ポンコツなのが良い理由は?
レベッカでの桜井玲香の評判
引用: https://spice.eplus.jp/articles/223071
レベッカを観劇した人の桜井玲香の「わたし」役への評判はどうなんでしょうか?
気になるところですね。
特にトリプルキャストなので比べられるところも多く、荷が重いのではと言う評判もありますが、他の二人に比べて少し弱い部分もありますが、クセのないかわいらしい声が評判の様です。
細かいしぐさや表情も、回を重ねるごとに良くなっているようで、ミュージカル界のベテランに混じって演じるのはどれほどの重圧なのでしょうか?
しかし、あの美しい顔のどこに強さが隠されているのかはわからないが、エネルギーと新鮮さを感じさせる舞台であったと大評判になっています。
これから桜井玲香がアイドルとしても女優としても、一流になれるか正念場であると言う感想も多く寄せられているところから、彼女への期待の高さが伺えますね。
アイキャッチ画像引用:https://webronza.asahi.com/culture/articles/2018082000004.html